リング・オブ・ガンダム色々
覚えているうちにリング・オブ・ガンダムについて色々書き留めておく。
と言っても忘れかけてきているのでまずはストーリーを2chから引用。
- リング・オブ・ガンダムの一部あらすじ
サンライズロゴ
SUNRISE ROBOT ANIMATION
A YOSHIYUKI TOMINO FILM
雲
鳥
岩壁登攀（ボルダリング）するエイジィ
エイジィ「メモリーが開きましたっ！」
エイジィ「（コングに向かって）」
岩山の頂に立つビューティ
ビューティ「このままではメモリーは渡せません」
ビューティ「このメモリーを解析するにはアムロの遺産（〜）」
エイジィ「アムロの遺産！？」
エイジィ「そのメモリーには人類救済のヒントが（〜）」
ビューティ「貴方は？」
エイジィ「軍隊だ」
エイジィ「モビルスーツは！」
トラックの荷台に乗るグレン
コング「（〜）エイジィ持たせろ！」
ビューティ「我々はコクーンに封じられているのですから・・・エイジィ」
コクーンに消えるビューティ
エイジィ「くっタイムオーバー」
コング「お前ら！来るのが遅ぇんだよ！」
Ring of Gundam
起動するリングガンダム
エイジィ「アムロの遺産でリングのガンダムは動いてくれた」
ガンダムのシールドに取り付くユリア
コクピットに乗り込んだ拍子に操作パネルに触れる
エイジィ「何！？」
拳銃を上に向けるのに呼応するようにガンダムが
ビームライフルを天井へ掃射
コロニー内に飛び出すガンダム
目の前にMS
MS「何だっ！？」
ビームサーベルでMSの腕を切るガンダム
別のMSの攻撃（ビームライフル）をかわすガンダム
さらに攻撃をかわしてそれがMSに直撃
MSが爆発してコロニーの一部が崩壊
宇宙空間に放り出されるガンダム
ビューティの声「あぁ起こった・・・また起こった・・・」
リングの内側を通過するガンダム
エイジィ「（〜）」
ユリア「それで私たちのリングコロニーに上がってきたの？」
エイジィ「しかしビューティは怒っていました」
ユリア「このコンタクトで目覚めるかも」
MSと黄色い何かと岩
ライフルとシールドを外し岩に触れるガンダム
岩からコクーンが現れる
ユリア「これがビューティメモリー・・・」
エイジィ「人類の全ての記憶を（〜）」
ユリア「そうなの・・・でも・・・」
コクーン表面に並んだ玉の中にビューティ
ビューティ「でもいつか人類は」
ビューティ「ビューティメモリーとアムロの遺産をリンクして」
ビューティ「新しい地球に送り届けることができます」
ビューティ「絶望しなければ・・・」
岩を掲げたガンダムがこちらに飛んできて止め
ＥＤ
- 続・リング・オブ・ガンダム感想
・全体
登場人物たちがどういった動機で動いているかは今回の映像だけでは伺い知れないが
ビューティメモリを巡って何かが起こっていることが想像させられる。
ビューティメモリの争奪戦になるのか？
エイジィたちの言葉からビューティメモリがこの時代に希望を呼ぶものだと感じさせる。
リングコロニーが世界観を構築する大道具として印象的。
ラストカットのビューティメモリを掴んだガンダムとリングコロニーに重なった月の構図は
ストレートな見せ方だと思うけど好きだ。
・エイジィ
ガンダム主人公の中では青年といった容貌。
今回のキャラクターの中では顔がクドく見えて主人公としてはちょっと辛いかも知れない。
劇中エイジィは基本的に左側から右を見ている構図。
つまり、映像の原則で言うと上昇指向をもっている。
・ユリア
アジア系に見える女性。エイジィはいまいちだったがユリアは可愛くモデリングされていると思う。
エイジィが動かそうとするガンダムに取りついたり、
ユリアに対してエイジィは敬語を使っているところから二人がどういう関係なのか気になる。
操縦席でエイジィの膝に座るユリア、二人の密着感が富野監督らしい。
・ビューティ
長い金髪の女性。美しい。
謎めいた雰囲気で且つ優しく凛とした口調は∀ガンダムのディアナ・ソレルを思い出させる。
崖の上に立つファーストシーンでは風で服が激しくはためいていていた。
こういう女性のスカートをめくりたい、そういうことですか富野さん。
彼女とビューティメモリが物語の一番の鍵になることは間違いない。
崖の上から消えたりメモリと言われるものの中で眠っていたりと
彼女の正体は一体何者なのか、そもそも本物の人間なのか気になるところ。
ただ全く人工的に造られたものに富野監督が人の形を取らせるだろうかと考えると、
彼女はビューティメモリの守人としてコールドスリープしているのではないか、
NT的な能力またはコクーンの機能で姿を現しているのではないかと想像する。
・コング
エイジィの登る崖の下でトラクターに乗り通信機を握るひげ面の中年。
エイジィの上司なのか。
・ガンダム
リングのガンダム？外見は真っ白なRX-78。
30周年記念作品のガンダムだがお台場ガンダムとはデザインが異なるようだ。
太もも、ダム部の丸みを帯びた形状は色っぽい。
膝関節にはカバーが付いているようだった。
・リングのMS
今までにない特異なシルエット、顔。
二つめで横にスリットの入ったカメラアイ。
実写版トランスフォーマーやスターウォーズに出てきそうな外見。
背部には尻尾のようなものが確認出来た。
・アムロの遺産
リング・オブ・ガンダムの時代が私たちの知る宇宙世紀よりずっと先の時代だということを考えれば、
アムロの遺産とはアムロ・レイ本人のことを指しているのではなくて
ガンダムやNTに関連する何かに象徴としてアムロの名が使われていて遺産として遺されているんだろうなぁ。
・フル3DCGのアニメーション
人物も3DCGだが役者の動きを取り込む新技術のおかげか動きに自然な息づかいを感じた。
MSの戦闘シーンもリーンの翼よりも劇場版Ζガンダムのコンテをそのまま3DCGにした感じに近い。
とても良質な富野アニメと言える。
3DCGのクオリティ自体も高いと思う、が欲を言えば
本気でハリウッド大作よ刮目しろ！と言える出来を目指してもらいたい。
そういうものを見せて下さいよ。
・キャスト
エイジィ：川岡大次郎
ユリア：平田裕香
ビューティ：小清水亜美
グレン：コング桑田
川岡大次郎さん、平田裕香さんは実写畑の人なのね。
小清水亜美さんは色々と演じている声優さんですが
個人的にはゲーム アルトネリコ2のルカというキャラが大好きなんですよ、ボクは。
家族関係が不幸なヒロインを熱演していたので富野作品には合っていると思う。
・スタッフ
デザインにあきまん、西村キヌ、EDイラストに中村嘉宏のキンゲ組。
3CDG作品なのにデザインに参加していない中村にイラストを担当させた意図が気になる。
完成版のキャラは中村のイラストが基になるのか、それとも漫画版か？
これは観たかった。EXPOじゃ富野監督は少ししか見られなかったよ。
